かつてはInsureXという名前でしたが2017年にiXledgerに名前を変えました。InsureX時代から投資をしている人は仮想通貨業界に前もって参入していたことでしょう。
iXLedger(IXT)は、イーサリアムベースの仮想通貨で保険業界に革命を起こそうとしています。
あの投資の神様ウォーレン・バフェットと関係のある世界3位の再保険会社のGen Reとの業務提携を行ったことで大きく注目を集めているiXledgerの特徴について紹介していきます。
そんなiXLedgerについて紹介していきます。
目次をパッと見て把握する
iXledger(IXT)の基本情報
独自通貨 | IXT |
公式サイト | https://www.ixledger.com/ |
コンセンサスアルゴリズム | PoS |
発行上限 | 約6億5800万枚 |
iXledger(IXT)の特徴
保険の市場規模はかなり大きくIXTのホワイトペーパーによると保険市場の規模は、3.92兆ドル(約440兆円)で世界の経済生産高の5.7%に相当するとまで言われています。
比較するならば2017年の日本のGDPが約546兆円ですから日本のGDPに迫るぐらいと考えていいでしょう。
仮想通貨iXledger(IXT)はイーサリアムのスマートコントラクトを利用し、保険市場の複雑な取引や保険商品の管理を行えるようにするのが目標です。

スマートコントラクトとは・・・
契約自体もブロックチェーン上で記録してしまおうというもの。
詳しく知りたい方はこちら

IXTの発行通貨枚数は約6500万枚ですので440兆円のうち、数%でもシェアをとることができれば?なんて考えたら夢が広がる投資先と言えます。
数%でもシェアをとるというのは簡単なようでとても難しいことだよ?って思うかもしれませんが、単なる夢物語ではなくて、その市場に入ることは決して不可能ではないのです。
入り込む余地があります。
IT化の遅れ
保険会社はIT化の遅れが顕著となっています。保険会社は契約が紙ベースのためコストもかかりますし、契約をするのにも時間がかかります。
いちいち署名が改ざんされないよう印鑑を押したり、上司に確認をしたりなど紙ベースの契約をするのが未だに保険会社では一般化しているので今の時代においては非効率といっていいでしょう。
iXLedgerは仲介人を必要とせず一元管理するため安く早く保険が締結できるだけではなくて保険市場の分析をも簡単に行うことが出来ます。
我々のミッションは、ブロックチェーン技術を用いた新しい保険のマーケットプレイスを提供することで、保険商品の管理や取引についてあり方を変えることです。
iXLedgerは来るべきブロックチェーンの未来において保険市場の効率化を図るといってもいいでしょう。
再保険市場がターゲット
iXLedgerの注目すべき点として保険市場だけではなくて「再保険市場」もターゲットにしているところです。
一般的に再保険は企業間の取り引きを行う市場であり、あまり馴染みがないかもしれません。

「保険会社のための保険」です。大きな災害で一度にたくさんの保険金支払いになってしまい、保険会社側の資金が足りない場合、その補助をしてくれます。
保険会社は通常の運用をしていれば、責任準備金が不足するということはまず起こりません。
しかし、想定以上の地震や津波などによる事故・災害などが起こったときに、多額の保険金が発生してしまいます。
想定を上回る保険金の支払いが発生した時に備えて再保険会社と契約を結ぶのです。
また、再保険とブロックチェーンの相性が非常に相性が良いのです。
大規模災害が発生した場合、保険金の支払いが高額になってしまいます。
大規模災害が発生した場合どこまでが保障の対象なのか審査や評価が複雑になって曖昧な判断基準になってしまうのですが、どこでどういう実害があったのかという事実を集積し、そのデータに基づいた再保険の対象を整理することが出来ます。
複数に関わる利害調整時なども事業者間の圧力を排除して公明正大な評価を行えるので、再保険市場とも相性がいいと判断できます。
世界3位の再保険会社と提携
iXledgerが夢物語ではない現実に数%のシェアを獲得できると期待されているのはやはり世界3位の再保険会社の「Gen Re」と提携をしたことです。
Gen Reは主に医療保険や損害保険などの再保険を扱っていますが、便利なサービスを多くの人々に知らせ、クライアントをより確保しやすくするために業務提携したとされています。
またこの「Gen Re」の親会社は「バークシャーハサウェイ」という会社で、あの投資の神様ウォーレン・バフェット氏が経営しています。
「ウォーレン・バフェットとランチをする権利」が競売にかけられ、234万5678ドル(約2億9000万円)で落札されたということで話題に挙がりました。
落札された金額はサンフランシスコの慈善団体『グライド基金』に支払われたのですが、ランチをするだけで約3億円というから驚きの人物と言えるでしょう。
投資の神様のウォーレン・バフェット氏とiXledger(IXT)の繋がりはあるのかどうかは分かりませんが全く関与しないということもないでしょうし、繋がりが少しでもあるだけでiXledgerもさらに広がりを見せるかもしれません。
一般市場に中々浸透しづらい
あくまでもiXledgerは企業間同士で使われるため浸透性という意味ではデメリットに感じる部分もあります。
またiXledger(IXT)はトークンの利用範囲があまり多くありません。
iXledger(IXT)のトークンは、プラットフォーム上でデータ提供の利用料や報酬、API発行料のみ使われることになるのですが、プラットフォームの実装がまだなので現在では実装されていません。
言ってしまえば畑となる土台が完成をしていない状態で将来、素晴らしい未来の作物を育てようと言っているようなものです。
iXledger(IXT)の価格が伸び悩んでいるのもプラットフォームが実装されていないことが懸念材料となっています。
iXledger(IXT)の価格
iXledgerの今現在の価格です。
ウォーレン・バフェットと関係のある世界3位の再保険会社の「Gen Re」との業務提携をしたということでかなりの注目を浴びて価格上昇をしたiXledgerです。
2017年から始まったばかりのiXledger(ixt)ですが、2018年の1月から大幅な価格の急上昇がおきて、価格は50円台から400円台を記録しました。
それから仮想通貨業界全体の下落に伴って2018年5月15日時点で、80円台を推移しています。
これから価格が上がるかどうかはiXledgerの将来性があるかどうかです。
iXledger(IXT)の将来性
iXledgerに将来性があるかどうかといえば時価総額はまだまだ低いですが、今後大いに成長を遂げてくれるという期待が強いと思います。
仮想通貨業界がまだ実現に向けて歩き出している段階です。
しかし、iXledgerは大手保険会社と提携をしているので浸透もしやすいと考えます。
今後も上場などが控えているので注目のアルトコインです。
iXledger(IXT)のまとめ
iXledger(ixt)は日本の仮想通貨取引所では取り扱っているところがありません。
国内の取引所で上場するまで待つのもいいかもしれませんが、もっと前に購入しておきましょう。
海外の仮想通貨取引所で取り扱いがあるのは「Yobit」「HitBTC」があります。
Yobitの公式ページへ
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